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20 2月, 2016

「神奈川県立近代美術館(本館・新館・附属屋)と周辺環境の一体的な保存に関する要望書」詳細

DOCOMOMO Japanより、神奈川県知事・鶴岡八幡宮宮司へ「神奈川県立近代美術館(本館・新館・附属屋)と周辺環境の一体的な保存に関する要望書」が提出されたというリリースが届きましたので紹介します。
2015年9月現在、保存が決定しているのは本館のみです。

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DOCOMOMO Japan(ドコモモ・ジャパン)は、20 世紀の建築と環境遺産の価値を認め、その保存を提唱することを目的の一つとする、国際的な非政府組織DOCOMOMO(Documentation and Conservation of buildings, sites and neighborhoods of Modern Movement=モダン・ムーブメントに関わる建物と環境形成の記録調査および保存のための組織)の日本支部です。
このたび、神奈川県立近代美術館の閉館に際し、「神奈川県立近代美術館(本館・新館・附属屋)と周辺環境の一体的な保存に関する要望書」の提出いたしました。その内容は以下の通りです。

1.保存活用が決定している「本館」ひとつを単体として残すのではなく、周辺も含めた一体的な環境の全体性を、良好な形で継続できる方法を検討していただきたいこと。

2.そのことを実現する上で欠かすことのできない重要な価値を持つものとして、取り壊しの方針が出されている「新館」と「附属屋」についても、その保存活用の可能性について、再度検討していただきたいこと。


DOCOMOMO Japan

代表 松隈 洋
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要望書原文




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