japan-architects.com

17 3月, 2015

岩間直哉/博報堂プロダクツによる「フコク生命ご当地キティーミュージアム」

岩間直哉/博報堂プロダクツ (Naoya Iwama / Hakuhodo Product's Inc.) が展示空間を手掛けた「フコク生命ご当地キティーミュージアム」に行ってきました。会場は内幸町の富国生命ビル一階エントランスホール。
[Fukoku Life - Local Hello Kitty Museum]

 フコク生命のイメージキャラクター “ハローキティ” を日本各地の名産品・歴史・人物等とコラボレーションさせた、全国62支社のフコク生命オリジナルご当地キティの展示空間だ。


 入口にはキティを家紋のようにあしらった暖簾を掛け、日常としてのオフィス空間から非日常としての本展への境界としている。スーツを着たビジネスマンばかりの環境にキティのコントラストが際立つ。


 床には抽象化した日本地図が描かれており、その地図上に各地域の個性を身にまとったご当地キティを浮遊させ、空間全体で日本列島を表現している。 


 会場の見取り図。 東京には支社が多いためより多くのスペースが確保されている。


 訪れた人はまるで日本を旅するような感覚で会場内を巡ることができる。


 キティと同様、黒いアウトラインの強弱で描かれた日本地図。




  ちなみに東京は7支社あり、そのうち右から日本橋(東京支社)、矢切の渡し(東京東支)、リス(町田支)が各モチーフになっている。


 会場の奥まで行くとお気に入りのご当地キティに投票し、抽選で展示作品のレプリカがプレゼントされるキャンペーンを行っていた。(注:既にキャンペーンは終了)


「ハローキティのもつシンプルで構成的なデザインを空間に翻訳することを目指し、余分な装飾を極力排除しました。全国に広がるフコク生命のネットワークを理解するとともに、個性溢れるご当地キティを通して日本各地の伝統や地域性を体感しに来てください。」と岩間直哉さん。
 
【フコク生命ご当地キティミュージアム】
会期:2014年12月8日〜2015年6月30日(予定)
会場:富国生命ビル1Fエントランス(東京都千代田区内幸町2-2-2)
詳細:www.fukoku-life.co.jp/kitty


========== japan-architects.com ===========
日本の建築家・インテリアデザイナー・ランドスケープアーキテクトと世界をリンク
ジャパンアーキテクツメンバーのプロフィール >>japan-architects.com

建築・デザインのイベント情報 >>What's happening

建築・デザインのお仕事 >>求人求職情報
ジャパンアーキテクツへのお問い合せ >>事務局へメール
>>Twitter   >>Facebook

Reproduction of any of these images and texts without written permission is prohibited.

記事や写真の無断転載を禁じます
Copyright: japan-architects.com