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19 5月, 2010

納谷建築設計事務所の「市川の住宅」

納谷建築設計事務所の「市川の住宅」オープンハウスに行ってきました。場所は市川市国府台ののどかな住宅地。

地上2階+ロフトのRC造。風致地区にあり、ゆったりとした存在感は美術館のよう。

正面は西向きで、ぐるりと囲われた外壁の中に車2台分のガレージ、3つの中庭、居室が構成されています。

北側の外壁。

バイク用のガレージもあります。

バイク用ガレージからガラス越しに見える中庭には、沢山の種類の野草が植えられています。

玄関を入るとすぐに階段があり、まず2階へ上がります。

階段室を見下ろす。

2階。キッチン越しにリビング・ダイニングとテラス。

LDKをテラス側から見る。こちらのLDKを中心にして風ぐるまのように個室が配されているプランです。

キッチンの背後からロフトに上がることができます。

広めのロフトで、大きな収納も造り付けてあります。

ロフトからLDKを見下ろす。この住宅はRC造ですがLDKの天井だけは木造になっています。

オーナーご指定のルイスポールセンの照明を吊すため、ベースは凝った作りになっています。

テラス。ハウチワカエデが顔を出しています。これだけ背が高くて横に枝が広がりすぎていないものを見つけるのは大変だったそうです。

テラスからガレージを見下ろす。

2階には大小の個室が3つあり全室が二方向に開口しています。それぞれの部屋からは中庭と外壁の穴が見え、お向かいの家の壁も現代アートのように見えてしまいます。

一番小さな個室。この下1階にも同様の部屋があり夫婦それぞれの書斎になります。

キッチンの背後にある階段で玄関から上がってきましたが、1階の居室には別の階段から下ります。

1階主寝室。壁の後ろはクローゼットで、ガレージに出入りできる勝手口に繋がっています。右奥は水回り。

主寝室からも庭のハウチワカエデを見ることができます。

洗面室。

バスタブからの眺め。目の前の庭には日陰にも強いリュウノヒゲ。

周囲の風景が様々に切り取られていくので、

住みながらお気に入りの額縁を見つけるのも楽しみですね。


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