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21 4月, 2010

岸本和彦さんの茅ヶ崎「House-M」

acaa建築研究所を主宰する岸本和彦さんの「House-M」オープンハウスに行ってきました。場所は茅ヶ崎の住宅街、海岸まで徒歩で4〜5分の場所にあります。

夫婦+子供2人が住まう家です。海辺に近いためファサードは潮風に強いレッドシダー。

敷地全体を覆うウッドデッキの上に木箱が浮いたようなカタチをしています。建物は小さくし、周りの空間をできるだけ豊かにすることにフォーカスを当てました。

一度デッキに上がってから玄関があります。デッキは工事中でしたが今後何本かの木が植えられる予定です。

1階リビングを南側から見る。

特徴的な軒下空間がよくわかります。この軒によりデッキが外でもあり内でもある曖昧な隙間を生んでいます。

半地下の北側にキッチン、ダイニング。木が植えられた後、ここから見える風景も楽しみですね。

部屋は仕切られることなくスキップフロアで上がっていきます。

中2階子供部屋。東西シンメトリーにもう一つあります。

中2階より1階を見る。

2階に和室と水回り。

和室。

バスルーム。

2階から中2階を見下ろす。

岸本和彦さん。「敷地周辺に見られる比較的隙間の多いゆるやかな家の建ち方に倣って、家の周囲にはできるだけたくさんの空間を残しました。これからも"家の佇まい"について考えながら設計していきたいです」

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